人生80年時代をキーワードに、疲労、アルコール問題、食生活とがん予防をテーマに開催したセミナーをもとに、冊子を作成しました。
疲れの原因と心身への悪影響のメカニズムや、過度のアルコール摂取による心身両面への影響、がんのリスクを高める食品や予防効果のある食品についてなど、働き盛り世代の健康づくりに役立つ内容をご紹介しています。(販売終了)
倉恒 弘彦
関西福祉科学大学 教授、大阪市立大学 客員教授、
東京大学 特任教授
疲労には、自覚できる疲労と自覚できない疲労があるのをご存知でしょうか。慢性的な疲労に陥るメカニズムと、客観的に疲労度を測定する様々な方法を解説し、さらに疲労回復手段としてよく知られるアニマルセラピーや森林浴などの科学的効果についてもご紹介しています。
「アルコールの及ぼす身体への影響」
加藤 眞三 慶応義塾大学 看護医療学部 教授
「依存にいたるプロセスと予防方法」
樋口 進 国立病院機構・久里浜アルコール症センター 副院長
アルコールが身体におよぼす影響は、タバコと違って良い面と悪い面があります。飲酒量がコントロールできなくなるアルコール依存症は、放置すると個人の健康だけでなく社会的機能も破壊します。また、増えつつある女性の飲酒は、より少ない量で身体面に悪い影響をもたらします。
人間社会のコミュニケーションの潤滑油的な存在でもあるアルコール。
身体に与える、悪い影響をより少なくして楽しみましょう。
津金 昌一郎
国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部長
がんになりにくい食生活は、動物・試験管内実験やヒトを対象とする疫学研究などで検証されています。
様々なタイプの複数の研究から、野菜・果物不足、塩分過多などの偏った食生活、多量の飲酒、運動不足、肥満・やせなどが、がんのリスクを上げるであろうと言えます。その裏づけとなる研究成果を知って、食べものとがんの情報の質を見分ける力を養いましょう。
項目 | 価格 |
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(7) 働き世代の疲労対策 疲れのメカニズムとセルフケア | 頒価 250円 |
(8) 静かに広がる、働き世代のアルコール問題! ~依存症にならないために | 頒価 300円 |
(9) ここまでわかった!食生活改善とがん予防 | 頒価 250円 |
(7)~(9) 3巻セット | 特別価格 500円 |
この出版物の販売は終了しました。