2012.12.07
2012年12月7日
財団法人東京顕微鏡院 公益事業室
ノロウイルス食中毒は、飲食店で提供された食事、ホテル・結婚式場で提供された宴会料理、仕出し弁当、学校や病院・事業所の給食など、様々な料理で発生しております。原因がウイルスであることから、これまでの細菌性食中毒の予防対策とは違った対応が求められます。
もう一つの大きな特徴は、ヒトからヒトへの感染経路を持つことです。集団生活をする保育所、幼稚園、学校、高齢者施設などにおいては、ヒトからヒトへの接触感染や、吐物によるエアゾール感染が多発しており、年間100万人以上の患者がいるものと推察されています。
ノロウイルス食中毒を起こさないために、ウイルスの特徴を踏まえながら、対策をご説明します。
⇒小冊子「結婚式場におけるノロウイルス食中毒対策」についてはこちら