2009年度 市民公開シンポジウム
近年、ぜん息やアトピー性皮膚炎など子どもたちのアレルギー疾患は増加傾向にあり、発症の低年齢化も進んでいると言われています。アレルギー疾患の要因のひとつとして、ダニ・カビ・様々な化学物質など室内汚染物質が挙げられ、重症化する前に室内環境の改善と適切なケアが必要です。
本シンポジウムでは、室内環境汚染の実態と具体的な室内環境の改善方法、アレルギー疾患の正しい対処法をご紹介すると共に、パネルディスカッションにて、様々な立場のスピーカーを加え、将来に向かって私たちが取り組むべき「子どもを取り巻く環境と健康」の課題を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
保育施設、学校などで健康管理に携わる方をはじめ、アレルギー疾患を持つお子様のご家族の方などのご来場をお待ちしております。
日程 | 平成21年12月19日 (土) 13:00~17:00 |
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会場 | 女性と仕事の未来館 4Fホール(東京都港区芝5-35-3) |
内容 | ◆ 1. オープニングトーク 「子どもの健康と環境との関わりを考える」 柳沢 幸雄 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻 教授 ◆ 2. 基調講演 「お部屋の環境は大丈夫?汚染の実態と子どもの健康への影響」 松木 秀明 東海大学 健康科学部 看護学科 教授 「知っておきたい!子どものアレルギーの現状と対処法」 赤澤 晃 国立成育医療センター 総合診療部 小児期診療科 医長 ◆ 3. パネルディスカッション 「室内環境汚染と子ども~健康に過ごすために知っておきたいこと」 【コーディネーター】 柳沢 幸雄 【パネリスト】 松木 秀明、赤澤 晃 【ゲストスピーカー】 河原 純子/(独)国立環境研究所 環境リスク研究センター 特別研究員 田村 佳子/毎日新聞 記者 瀬戸 博/当財団 食と環境の科学センター 環境衛生検査部長 |
後援 | 厚生労働省、文部科学省、東京都、日本学校保健会、日本学校薬剤師会、 東京都学校薬剤師会、日本アレルギー学会、室内環境学会 |