2011年度 創立120周年記念シンポジウム
現在、わが国の平均寿命は世界でも最高水準となりましたが、超高齢社会の到来とともに「アルツハイマー病」の患者数も増加しており、21世紀最大の疾患の一つとして高い関心を集めています。創立120周年記念シンポジウムでは、かつて不治の病と言われた「アルツハイマー病」について、研究・治療・ケア・予防の最前線から、サイエンスに基づいた最新情報を各分野の専門家よりお話しいただきます。
今回のシンポジウムを機に、「老いること」と「いのちの尊厳」に向き合い、誰でもかかりうる病「アルツハイマー病」への理解をよりいっそう深め、高齢期を明るく生きるきっかけにしていただければ幸いです。
日時 | 2011年10月1日(土) 11:00~17:30 (開場10:30) |
---|---|
会場 | 日経ホール ⇒MAP (東京都千代田区大手町1-3-7) |
内容 | プログラムと講師プロフィール (PDF: 220KB) 【司会】 松下 正明 (東京都健康長寿医療センター 理事長、東京大学 名誉教授) 【基調講演】 「アルツハイマー型認知症の早期診断と治療」 遠藤 英俊 (国立長寿医療研究センター 内科総合診療部長) 「アルツハイマー型認知症―病因探究から根本治療へ」 岩坪 威 (東京大学大学院 医学系研究科 教授) 「アルツハイマー型認知症根本治療薬開発の可能性を探る ―創薬の現場から」 杉本 八郎 (京都大学大学院 薬学研究科 客員教授) 「アルツハイマー型認知症のケア―病者の尊厳を守る」 諏訪 さゆり (千葉大学大学院 看護学研究科 訪問看護学教育研究分野 教授) 「アルツハイマー型認知症の予防の可能性」 朝田 隆 (筑波大学 臨床医学系精神医学 教授) 【討論】 司会:松下 正明 回答者:遠藤 英俊、岩坪 威、杉本 八郎、諏訪 さゆり、朝田 隆 |
主催 | 財団法人 東京顕微鏡院 / 医療法人社団 こころとからだの元氣プラザ |