トランス脂肪酸、飽和脂肪酸及びコレステロール分析
トランス脂肪酸とは、マーガリンやショートニングなどの加工油脂や、これらを原料として製造される食品のほか、反芻動物の肉や脂肪中に含まれる脂肪酸の一種です。
デンマーク・カナダ・米国(2006年1月から加工食品の表示義務)など、海外では規制が行われています。国内では、平成23年2月21日に消費者庁より「トランス脂肪酸の情報開示に関する指針」が公表されました。
当科学センターではトランス脂肪酸、飽和脂肪酸及びコレステロールの分析を行っております。ご相談をお待ちしております。
お問い合わせください。豊海研究所 TEL: 03-3534-2970 (代表)
消費者庁の指針によります。
このため、多くの食品に含まれています。
トランス脂肪酸の作用としては、LDLコレステロールを増加させHDLコレステロールを減少させる働きがあると言われ、大量に摂取することで動脈硬化などの心臓疾患のリスクを高めるとの報告があります。
食事、栄養および慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合の報告では、トランス脂肪酸の摂取量はできるだけ低く抑えるべきであり、最大でも一日あたりの総エネルギー採取量の1%未満とするよう勧告しております。わが国では表示義務等はありませんが、トランス脂肪酸の摂取量は、一日あたり平均1.56gとなっており、摂取エネルギーの0.7%に相当するといわれています。
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