遠山椿吉記念館
遠山椿吉記念館は、明治の細菌学者 遠山椿吉を通して、近代日本の医学・衛生学の歴史の一片をご紹介するサイトです
年譜・業績

医学博士 遠山椿吉の業績

ここでは、著作物から読み解く遠山椿吉像をご紹介します(文責:伊藤 武)。

1. 明治30年制定「伝染病予防法」に関する意見書
「伝染病菌携帯者と其予防法」
1. 伝染病菌携帯者と其予防法(PDF:724KB)
2. 脚気の研究

2-1. 実験科学に基づいた研究から、脚気発生の伝染病説を否定
2-2. 脚気の原因追求と米糠の特殊栄養成分である「うりひん」について

2. 脚気の研究(PDF:1.5MB)
3. 水道事業の推進と水質検査法の確立・普及活動

3-1. 東京市における安全な飲料水の提供
3-2. 水質試験法と上水協議会の設立
3-3. 水道の普及による伝染病発生の減少

水道事業の推進と水質検査法の確立・普及活動(PDF:2MB)
4. 結核撲滅に関する活動

4-1. 結核菌検査法の確立と感染経路の解明
4-2. 結核予防の取り組みと政府への提言
4-3. 国際学会への参加と欧米都市の衛生状況の視察

結核撲滅に関する活動(PDF:712KB)

伊藤 武(いとう たけし)

獣医学博士・元東京都立衛生研究所 微生物部長

平成10年財団法人東京顕微鏡院 食と環境の科学センター所長に就任し、平成21年同法人理事、令和3年より一般社団法人東京顕微鏡院 学術顧問。 専門は、微生物による食中毒細菌の病原性、生態学、検査法ならびに微生物コントロール。

麻布大学客員教授、文部科学省 学校給食における衛生管理の改善・充実に関する調査研究協力者会議委員、清涼飲料水HACCP支援法委員会理事長、元東京都食品安全情報評価委員会委員長なども務める。